アレ

V

歌のV ①

Vtuberと言えば歌!というくらメジャーな歌活動としてのVtuber。その中でも、「押さえておくと良い」メジャーなVtuberの紹介。個人的な偏見が多様に含まれます。

 

①花譜(神椿スタジオ)

2018年10月にデビューし、そのミステリアスな風貌と歌声で一気にファンを集めた少女。

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細かいことを話すとそれだけで2~3の記事が作れるのでまた紹介記事を書きたいと思うが、「歌が技巧的に上手いわけではないが、”感情に訴えかける”歌声」と評される。1st Live”不可解”はクラウドファンディングで4000万円を達成し、YouTube liveで2万人を集めた。ライブ「不可解」での表現も話題となり、アニメ主題歌、映画主題歌、キズナアイとコラボするなど一世を風靡する少女Vsingerだ。

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②樋口楓(にじさんじ・1期生出身)

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数ある(広義の)Vの界隈で初めて「生バンド」ライブを開催したのが彼女。彼女はそもそも歌のためにデビューしたわけではなく、「将来は25歳までに死のうと思ってた」「好きなネトゲを宣伝出来たら良かった」という漠然とした人生観を前提にし、デビュー半年でライバーを引退しようとしていたなどの背景が多くのファンの感情を刺激し、現在では50曲以上のファンメイドイメージソングが作られている。

歌声は力強いものからバラードまで幅広いが、いずれも「樋口楓」という感情に溢れている。Lantisからのレーベルデビューもし、VRライブも数多くこなす、第一線で活躍する存在だ。

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③HIMEHINA(田中工務店

ライブで盛り上げ役と言ったらこの田中ヒメ・鈴木ヒナのコンビHIMEHINA。歌唱力・スタミナ・パフォーマンスのどれもVの中でトップクラスの上に、MVも力の入り方が段違い。

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④YuNi(yunion.wave)

はじめて「Vsinger」を自称した歌姫。最初から歌でデビューした少女。

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低音から高音まで文句なしにキレイに歌い上げる存在。デビュー時はかなりミステリアスな存在として扱われていたが、喋るとふにゃふにゃな声であったことが明らかになる。(彼女に限らず、何故か歌がかっこよくて喋り声がふにゃふにゃなVsingerは少なくない。)

初期は数日に1回の頻度で投稿を進めていたが、様々な事情で現在はそこまで頻度は高くない。

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歌の年代の幅も広いのが特徴。

 

⑤ときのそら(ホロライブ)

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おそらく原初に「歌」を武器にしたVtuberだと思う。安定して安らぎのある歌声を持つ。ただし、この「夢色アスタリスク」では当時の最高の高音を歌い上げている。また、3Dでピアノを弾くなどの技術的な挑戦にも事欠かない。

 

⑥富士葵(ユニバーサルミュージック

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個人的に自分が「歌としてのVtuber」に出会ったのが彼女だと思う。初期の、アイドル的ではなく「馴染みやすい」姿で歌われた「なんでもないや/RADWIMPS」には衝撃をその歌声が良い意味でアイドル的ではない(強いて言えば、歌手的な)歌い方に衝撃を受けた。その一方、「Get Wild」などのネタ的な歌謡曲も歌う。

 

⑦天神子兎音

ノリノリ・激アツ系のVsingerといったら彼女だろう。代表曲「フーアーユーなんて言わないで」を広告で聴いた人は少なくないだろう。

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疾走感と熱血な歌声はいつ聴いても元気が出る。

先に紹介した樋口楓・YuNi・富士葵・天神子兎音の4人は歌Vとしてもプライベートで仲が良く、「飯団四季」という緩い繋がりを持っている。

 

⑧燦鳥ノム(SUNTORY)

「最も実家が太い」と言われるVsinger。2020年9月時点で総資産4.5兆円。ただ、IPとしてはドワンゴの「IIV」であり、アメノセイと同期。

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代表カバー「ドラマツルギー」は多くの人々から歌うことが難しい曲とされていたが、見事にライブですら歌う能力の高さは本物。

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SUNTRYさながら、クラフトボスに起用された初オリジナルソング「Life is tasty!」も名曲。

燦鳥ノム・ときのそら・富士葵で大還暦(120歳)・通称ママ・通称孫から「三世代」……ではなく、青が基調で清楚であることから清楚コラボと評される。コラボ曲として「ゲキテイ」を投稿している。

 

⑨Ωシスターズ

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個々人の歌声の伸びもさながら、ハモリが気持ち良い双子のコンビがΩシスターズ。歌声もだが、こだわりのMVも必見。個人的には「夜に駆ける」が好き。

 

⑩かしこまり

低めで太く、力強い歌声を特徴とする。十八番は「めざせポケモンマスター」

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明るくはつらつ、元気いっぱいな彼女がシンガーソングライターとして投稿したのが「ルーティン」。彼女の気持ちが一杯に詰まった1曲である。

 

⑪ミライアカリ(ENTUM→個人)

「お色気お姉さん」としてゆるゆるとデビューしたミライアカリ。その歌声はかっこよさが詰まっている。

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ヒメヒナに並ぶスタミナの持ち主で、ライブの盛り上げには欠かせない存在。コール必須の「ミライトミライ」の元気の良さはさすがナユタン星人だと思う。

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⑫MonsterZ MATE (バルス

男性Vtuberとしてはおそらくもっともライブで活躍し、ファンを集めているコンビ。ラッパー・コーサカによるラップが特徴。

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代表曲「hero_」の、シニックにしてポジティブなリリックはハマること間違いなし。

Vtuberの活動としてかなり顔が広く、「Beep☆CARAMEL」では多くのVtuberが参加している。

 

⑬えのぐ(岩本町芸能社)

ここからは少し趣向が変わって、アイドルグループとしてのアイドルVを紹介したい。「えのぐ」はその筆頭と思う。2017年夏から鈴木あんず・白藤環のふたりで活動開始し、その後「えのぐ」として5人(現在は4人)のユニットとなった。

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この後紹介するアイドルVでもそうだが、ライブ映像を一見するだけでそのレベルの高さが分かるだろう。

 

⑭GEMS COMPANY(ディアステージ/スクウェア・エニックス

スクエニからアイドルV!?」と騒然となったのがGEMS COMPANY。現在は10人で活動している。

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ジャパニーズポップというか、「あっ、なんか懐かしい……」みたいな感覚がある。

 

⑮まりなす(仮)(avex

上の「スクエニから!?」と同じく「avexから!?」となったアイドル。元は2018年8月デビューの奏天まひろから始まり、そのあと12月に燈舞りん、音葉なほ、鈴鳴すばるの3人が加わって「まりなす(仮)」の結成と相成った。

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まさかこの時代にパラパラとユーロビートで突っ込んでくるとは思わないじゃん。カッコイイし懐かしい。さすがavex

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ちょっと異色な曲も歌って踊ったりするので楽しい(これはパチスロ曲なんだけど……)。

 

 

とりあえず、「まずはここから」という歌Vを独断を偏見でまとめてみた。まだまだ紹介したい歌Vはいるし、ここに紹介し切れていない歌も多くあるけれど、ともかくこれだけは押さえておいたら(大きな)ライブはなんとなく顔はしってる!くらいになれると思う。